日立マクセルのecoful/ecoful liteの充電池と充電器の紹介です

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ecoful/ecoful lite

ecoful/ecoful lite
  日立マクセル

製品名 ecoful ecoful lite
メーカー 日立マクセル
種類 ニッケル水素
くり返し充電回数 1000回 1500回
電池容量 2000mAh 950mAh
エネルギー残存率 75%(1年後) / -%(3年後) / -%(5年後) 75%(1年後) / -%(3年後) / -%(5年後)

上記データは単3のものです。

特徴

 日立マクセルの「マクセル」とは一体何なんでしょうか。実はこの「マクセル」というのはどこかの外資系企業のブランド名とかなのではなくて、「Maximum Capacity Dry Cell」(最高の性能を持った乾電池)という語の略なんです。日立マクセルという会社は日東電工の乾電池と磁気テープ部門の分社化によって誕生し、その後日立の子会社となって今に至ります。今でこそマクセルの電池といわれてもピンとこない方も多いと思いますが、1963年に国産初のアルカリ乾電池を発売するなど国内の乾電池市場ではリーダー的企業でした。ecofulはそんな日立マクセルの充電池です。

 ecofulは充電池としては正直微妙です。後発なのに性能はeneloop充電式エボルタといった先発の製品に負けていますし、これといった特徴もありません。値段が安ければ買う価値はあるかもしれませんが、同じ値段ならもっといい電池はいっぱいあります。わざわざ選択肢にあげる必要はないでしょう(貶しすぎですみません笑)
 でもecofulにも他の充電池にない、いいところがあります。それは充電器です。ecofulの充電器は1.5mのコードでコンセントとつなぐタイプです。他の充電池の純正充電器ですと、充電器本体の背面にコンセントのプラグがついていて、充電器をコンセントに差し込むと他の穴に干渉したりしますよね。ecofulの充電器ではその心配がありません。狭いところにあるコンセントでも難なく利用できます。これは非常にいいと思います。環境によってはコードが邪魔になってしまうかもしれませんけどね。

 電池のラインアップは大容量タイプ(ecoful)と低容量タイプ(ecoful lite)の二種類です。大容量タイプはeneloop pro富士通 高容量充電池充電式IMPULSEよりも容量は小さい(比較対象3つとも2400mAh、ecofulは2000mAh)ですが、充電回数は2倍の1000回です。まあ1900mAhの容量があって1800回使えるeneloopと比べたら見劣りしますけどね。ecoful liteも充電回数ではeneloop lite充電式EVOLTA eの2000回、2100回と比べると残念な感じです。
 ecofulは単3と単4、ecofulは単3のみ。充電器は単3のecoful2本と単4のecofulが2本セットになっているタイプと、単3のecoful lite2本がセットになっているものの二種類用意されています。

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