ラジオにも充電池

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ラジオ

 インターネットでもラジオが聞ける時代、よっぽどの愛好家や高齢者以外はわざわざラジオなんて・・・と思いますが、最近はまた少し事情が変わってきました。 近頃の防災意識の高まりによって、いざ電力の供給が立たれた時にでも情報収集が可能なラジオが見直されているのです。 また、それに加えて懐中電灯やブザーといった付加価値を加えたラジオも発売されていますね。 このようにただの趣味のグッズではなく、防災用品としても見直されているラジオですが残念ながら「いざという時に役に立たない」ケースもあります。 日常的に使用していない機器の中の電池は、知らず知らずのうちに自然放電で電力を失っています。 ですから、非常用として買ってはみたものの、使う頃には電池切れを起こしていたなんて珍しくもありません。 手回し発電ができるタイプの物もありますが、いざという時に悠長にハンドルを回している暇はないですよね。

 懐中電灯やランタンと同様、いざという時には絶対使えなくては困るラジオには、「eneloop」または「EVOLTA」を使用しましょう。 それぞれ充電池の入門編と言った、スタンダードでバランスの良いスペックです。 強いて違いをあげるならば

・より自然放電の少ないのがeneloop
・価格がやや安いのがEVOLTA


と言ったところでしょうか。

 eneloopの1年後のエネルギー残存率は90%、EVOLTAは80%ですから、これが1本あたり100円近くの価格差に影響しているのです。 それに、乾電池の「低温に弱い」という点を克服したeneloopなら、震災時の過酷な状況でも安心して使うことができます。 もちろんEVOLTAのこのスペックも十分及第点ですから、手軽に充電池デビューをしたいなら価格で選ぶのも良いでしょう。