日本経済浮揚の原動力に!

日本経済を救う充電池

 ニッケル水素電池を始めとする充電池の分野において、日本企業が世界シェアの上位を占めており優位な立場に立っています。しかし例えばリチウムイオン電池では今までトップシェアだった三洋電機が韓国のサムスンに抜かれるなど、韓国や中国企業の追い上げは熾烈です。ニッケル水素電池の世界シェア1位は、富士通系で三洋電機のバッテリー部門の譲渡を受けたFDKトワイセル(eneloopを製造しているのはこの会社です)で、27%のシェア(※1)を誇っています。

 電化製品のサムスンや、自動車のヒュンダイなど韓国企業の世界市場での躍進が著しいです。これらの企業は韓国政府から手厚い支援を受けることができたり、安い自国通貨を背景とした安売りで世界市場を席巻しているといえるでしょう。また、ヒュンダイの場合は自国内でのシェアが傘下の起亜自動車とあわせて7割以上にものぼり、自国で安売りをせずに販売して利益を蓄えて米国などでの安売りをすすめている、と米国などの自動車業界から批判されています。

 また、中国では一部の都市でエンジン式のバイクの乗り入れが規制されているため、電動スクーターが爆発的に普及してきています。それらの電動スクーターは勿論、全てがバッテリーを搭載しており、中国のバッテリー産業の爆発的な成長の原因の一つにもなっています。日本企業はこうした自国市場の成長や政府の手厚い支援をバックにした中国や韓国の企業と必死に闘っています。

 もし日本中の乾電池を充電池に切り替えることができたら・・ 日本は意外と大きな市場です。日本企業がこれまで成長してこれたのも、大きな自国市場で力を蓄え、世界市場に挑むことができたからだといわれています。日本中で充電池が飛ぶように売れたら、日本企業は大きな力を得て充電池の分野において、必ずや世界市場を席巻することでしょう。

 日本企業の世界市場席巻は精神的な問題だけにとどまりません。例えばeneloopは群馬県で生産されているので、生産が増えれば群馬県の雇用増につながることでしょう。雇用が増えれば消費も増えます。さらにその消費はまた別の消費を生み出します(乗数効果)。また、eneloopを生産しているFDKトワイセルは富士通の子会社の子会社です。eneloopがたくさん売れれば富士通の株主への配当が増え、株主たちも消費を増やすかもしれません。景気浮揚につながります。

※ http://www.fdk-twicell.com/company/about/infomation.html(FDKトワイセル公式サイト)


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