ゴミを減らし、地方自治体の財政負担軽減の効果が!

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ごみ減量に大きな効果

 日本中の乾電池を充電池に替えることは、ゴミの減量にもつながります。たとえば国内では年間に4万9千トンもの使用済み乾電池が発生(※1)しています。各自治体ではそれを回収してリサイクルを行っていますが、例えば人口367万人の横浜市での回収量は435トン(※2)ほどにとどまります。横浜市で日本の人口の2.86%を占めますが、横浜の人口と乾電池の回収量を日本全体に当てはめると、日本全体での乾電池の回収量は1.52万トンとなり、使用済み乾電池の3割ほどしか回収されていないことになります。
 一般的なゴミ収集車は約2トンが最大積載量(※3)なので、年間で7600台ものゴミ収集車が全国で乾電池の回収のために動いている計算になります! 7600台と言われるとわかりにくいですが、毎日20台という台数になります。ゴミの回収には多額のお金がかかっています。全国で毎日20台ものゴミ収集車がいらなくなったら、どれほどのゴミ処分費用が浮くのでしょうか!

 また、日本の乾電池では有毒物質の使用が業界団体などによって自主規制されていますが、アルカリ乾電池などは強アルカリの電解液など、あまり人体にはよろしくない物質も使っています。人体によろしくない物質が環境に悪影響を与えないわけがありません。ゴミをそのまま埋立ている自治体もまだ多いと聞きますが、地下水汚染対策など周囲の環境への配慮が行われていても、そういった環境に害のありそうなものを減らすというのは環境保護にも役立つと思います。

※1 http://www.baj.or.jp/recycle/recycle01.html(社団法人電池工業会)
※2 http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-shimin/bunbetsu/suishin/pdf/recycle-info22-1.pdf(横浜市資源循環局)
※3 http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-soshiki/jimusho/naka/kuruma.html(横浜市資源循環局)


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